Goodな生活

経済学→環境コンサル→データサイエンティスト

筆者とブログのご紹介

はじめまして。筆者とこのブログの紹介をさせていただきます。 筆者について 大学時代(経済学部) 大学院時代(経済学研究科修士課程) 社会人(民間シンクタンク) これからやってみたいこと ブログを始めた理由 1.知識の定着 2.整理整頓 3.仕事作り(にな…

生命の息遣いと爽やかさ『単独飛行』

単独飛行作者:ロアルド ダール,永井 淳早川書房Amazon昨年読んだ宮崎駿の『出発点ー1979~1996』とにかく好きな本だと紹介されていて気になっていた本。www.goodnalife.com タンザニア・ダルエスサラームでのシェルの会社員生活、そしてイギリス空軍として第…

「やりたいこと」を実行してみて分かる難しさ

ふとこれからの人生でやりたいことを書き出してみようと、2022年の5月、100のやりたいことリストを作ってみた。半日かけて自分の人生でやりたいことを箇条書きで紙に書き始め、だいたい100 個ぐらい出たところでそれらを「仕事」や「旅行」や「音楽」などの…

2022年に読んだ15冊+観た6本

今年も早いもので残りわずか。2020年、2021年に引き続き、読んだ本と観た映画でこの1年を振り返ります。今年はSFや自然科学の本など、今まで自分が読んでこなかったジャンルを開拓できた気がします。一方で買ったものの読み切れなかった本もいくつかあり、例…

【2022年11月】 統計検定1級受験振り返り

先月統計検定1級を受験し、ようやく結果が出ました。統計数理、統計応用ともに不合格でした。9月に準1級を受けたあと、目標をストレッチして1級も受けましたものの、準備不足です。来年は他の試験もあるのでまだまだ勉強は続きそうです。とりあえず「現代数…

【2022年4月-12月】鈴木バイオリン1巻の練習記録

今年の3月終わりにバイオリンと弓を購入し、練習を再開しました。昨年の結婚式まではレンタル品のバイオリンを使っており、式が終わったタイミングで返却しました。当時はどうしても弾きたい曲があったので、かなりハードルの高いと自覚しつつ曲を練習してい…

歴史と自然科学が存在するありがたみ『一九八四年』

甘んじることでもなく、諦観でもなく、すがすがしく自らの変化を受け入れる主人公の、なんとも言えない幕引きだった。結局、過去に起こった大半の出来事は我々は直接経験したものではない。何らかの記録や伝承や考古学の知見によって発見、再構築されていく…

【2022年9月】統計検定準1級の受験振り返り

先月統計検定準1級を受験しました。2021年7月の受験(不合格)から1年2か月、なんとか合格できました。あと大問1つ間違えていたら不合格だったので、本当にぎりぎりのラインです。www.goodnalife.com やった対策 試験1ヵ月前の8月末から『統計学実践ワークブ…

【統計検定準1級】質的回帰

Logitモデル Probitモデル 参考文献 Logitモデル 線形回帰モデルの場合、量的変数であるを予測するのに、のとる値に制限がない。が0もしくは1の値をとる二値変数であり、が1をとる確率を予測する場合、以下の構造をもつロジスティック回帰モデルを用いる。と…

エネルギー管理士試験(熱分野)・受験振り返り

先週受験したエネルギー管理士試験の振り返りです。 どうも勉強に身が入らず、ほとんど準備できないまま本番を迎えてしまった。試験当日もバスに遅れ、猛暑の中タクシーを探して試験会場に向かった。しかも電卓やシャーペンを忘れる(かろうじて鉛筆はもって…

淡路(2009)『データ同化』練習問題2.1

解答例 (2.16)の導出 解析誤差共分散行列(本文(2.9))を以下のように変形する。本文(2.12)を0とおく(の対角成分(解析誤差分散)の最小化問題を解く)と、(2)を(1)に代入すると(2.16)を導出できる。 (2.15)の導出 重み行列は、本文(2.14)と付録(A.11)の逆…

淡路(2009)『データ同化』練習問題1.3

(1.21)、(1.22)式を使って(1.23)式を導出する。 最後の式展開は二項目がゼロになることを用いた。 参考文献 データ同化―観測・実験とモデルを融合するイノベーション作者:淡路 敏之,池田 元美,石川 洋一,蒲地 政文京都大学学術出版会Amazon

淡路(2009)『データ同化』練習問題1.2

前回に引き続き淡路(2009)の練習問題を解いてみました。ベイズ推定における事後確率分布を具体的に求める問題です。 解答例 (1.20)の条件付き確率は(1)のように表すことができる。(1.20)の分子を、2変数が正規分布に従う場合の条件付き密度関数を使って表す…

淡路(2009)『データ同化』練習問題1.1

淡路他(2009)「データ同化」の練習問題1.1を解いてみました。 解答例 [i] 推定値は以下の式で表され、バイアスをもつ。 (a) 推定値の誤差分散は、以下のように表される。の誤差相関が0の仮定を用いた。 (2)を最小にするを求める。(3)をについて解くと、最適…

「フォーリン・アフェアーズ・リポート」に地政学と気候変動の最新動向を読む

2021年の8月号から月刊誌「フォーリン・アフェアーズ・リポート」を年間購読を開始しました。この雑誌は米外交問題評議会(CFR)が発行する国際政治経済ジャーナル「Foreign Affairs」の日本語版です。中身は大学教授やシンクタンクの職員による国際情勢、国際…

【2022年5月】統計検定2級受験振り返り

先週の土曜日に統計検定2級を受けてきました。結果は無事合格、だったのですが本当に合格点ぎりぎり。手放しでは喜べません。簡単に振り返りを書きます。 やったこと 試験結果 これからやること やったこと 試験3日前から勉強を始めました。統計検定2級は201…