読書
因果推論の科学 「なぜ」の問いにどう答えるか ジューディアパールノーブランド品Amazon職場の先輩が紹介されてて読み始めた。半年ぐらいかかった。面白い、けどちゃんと数式を追って理解できてないところが出てきてモヤモヤした。著者の「統計的因果推論」…
アフリカを訪れることになったので手に取った。ちょうど石川直樹氏の著作と代わる代わる読んだ。ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版] (中公新書)作者:服部正也中央公論新社Amazon組織に属さずに自分の道を切り拓く人、組織の中で期待に応え大きな成果を出す人…
『空へ』を読み終わり、一緒に山に登る友人が読んでいたのを思い出して買った。全ての装備を知恵に置き換えること (集英社文庫)作者:石川 直樹集英社Amazon 垂直方向に移動する 経験しなくても情報が手に入る時代。YouTubeを開けば世界大半の国を訪れた人の…
やってみなはれ みとくんなはれ (新潮文庫)作者:瞳, 山口,健, 開高新潮社Amazon京都長岡京にあるサントリービール工場に見学に行ったとき売店で見つけた。見学で面白かったのは敷地内に植えられたいたホップを見れたことと、麦汁に加えるホップのペレットの…
ヤマケイ文庫 空へ-「悪夢のエヴェレスト」1996年5月10日作者:ジョン・クラカワー山と溪谷社Amazon荒野へ(Into the Wild)のジョン・クラカワー氏の著作。経験の異なる初めてのメンバーでエベレストの頂上を目指すガイド登山隊の姿を、短期間で成果を出すプ…
自分史の書き方 (講談社学術文庫)作者:立花 隆講談社Amazon『日本共産党』に続いて立花隆氏の著作。立教大学セカンドステージ大学での授業を元に書かれたもの。リタイヤ後に大学に学びに行くくらいなので、それなりに教養のある人が参加していたのだと思うが…
折り返し点―1997~2008作者:駿, 宮崎岩波書店Amazonとうとう読み終わってしまった。幼少期から言葉ではなく、映像と音楽に繰り返し触れてきたものもの裏側にある、先人へのリスペクトや、日本の歴史観、自然への畏敬、世の中への絶えざる不満、そして何より「…
読んだからどうだ、ということはないが、フランス料理の成り立ちが知れて面白い。フレンチのコースがどのように決まったのか、なぜ料理に砂糖が使われないのか、レストランがどのように生まれたのか、などなど。輸入品であり珍しかったコーヒーやショコラに…
www.seinendan.org2月に青年団の「日本文学盛衰史」を観に行き、その原作と平田オリザの書籍を読んだ。青年団の劇は「カガクするココロ」、「熱海殺人事件」に続いて3回目。本当にいいものを観た。これは明治維新以降の日本の近代文学、文豪たちを生き返ら…
現代経済学の直観的方法作者:長沼伸一郎講談社Amazon2020年4月の発売直後に購入し、6,7,8章以外を読む。今回移動中に改めて読み直した。ビットコインと7章 はじめにと最後を改めて読む プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 カルヴィニズムの倹約・…
ヤマケイ新書 これでいいのか登山道 現状と課題作者:登山道法研究会山と渓谷社Amazon 本書「これでいいのか登山道 現状と課題」では日本の登山道の荒廃状況や各地での課題と取り組み、法制化に向けた動きについて、複数著者のオムニバス形式で整理されている…
先日大阪天王寺のスタンダードブックストアを訪れた。この本屋の内装を手掛けたという友人に教えてもらった。その友人の手掛ける施工は、あらかじめ決まった設計に沿って進めるものではなく、ラフなスケッチを元に、時にボランティアも巻き込みながらその場…
日本共産党の研究(一) (講談社文庫)作者:立花隆講談社Amazonコミンテルンの支配、共産党の伸長や地下活動能力などを日本と他国を比較しながら追うことで、日本における共産党が何かが浮かび上がってくる。 コミンテルンの活動は専制君主制が長く続いた国か…
三流シェフ (幻冬舎単行本)作者:三國清三幻冬舎Amazon四谷のオテル・ドゥ・ミクニが閉店すると聞き、同じタイミングで本屋でこの本を見つけた。ちょうど2年前にお店に行って、1階のバーで食前酒を飲んだ。行っておいてよかった。改めて三國シェフの経歴を知…
単独飛行作者:ロアルド ダール,永井 淳早川書房Amazon昨年読んだ宮崎駿の『出発点ー1979~1996』とにかく好きな本だと紹介されていて気になっていた本。www.goodnalife.com タンザニア・ダルエスサラームでのシェルの会社員生活、そしてイギリス空軍として第…
今年も早いもので残りわずか。2020年、2021年に引き続き、読んだ本と観た映画でこの1年を振り返ります。今年はSFや自然科学の本など、今まで自分が読んでこなかったジャンルを開拓できた気がします。一方で買ったものの読み切れなかった本もいくつかあり、例…
甘んじることでもなく、諦観でもなく、すがすがしく自らの変化を受け入れる主人公の、なんとも言えない幕引きだった。結局、過去に起こった大半の出来事は我々は直接経験したものではない。何らかの記録や伝承や考古学の知見によって発見、再構築されていく…
明けましておめでとうございます。2020年に引き続き、2021年に読んだ本・観た映画を振り返ります。読んだ本は2020年は21冊だったので、毎年せいぜいこれくらいのペースなのかもしれない。沖縄関係の4冊以外はほとんど人から勧められた本でした。本屋には頻繁…
2020年に読んだ本と観た映画の紹介です。そもそもですが読んだ本、観た映画の定義が人によってかなり違う気がします。本なら紙の書籍、映画なら映画館で観る必要はなく、Amazonなどのサブスクを利用すれば全編にわたって目を通さなくても好きな箇所だけ楽し…
にっぽん丸に乗って鳥島へ 鳥島クルーズの特徴 鳥島レクチャー 鳥島周遊 最後に 参考 にっぽん丸に乗って鳥島へ かねてからお世話になっている方から「鳥島を見に行くツアーがある」と聞き、迷わず参加を決めました。このツアーは商船三井客船「にっぽん丸」…