Goodな生活

経済学→環境コンサル→データサイエンティスト

筆者とブログのご紹介

はじめまして。筆者とこのブログの紹介をさせていただきます。


筆者について

大学時代(経済学部)

大阪で過ごしました。学部3年時に、商学部の起業家・経営組織論のゼミに参加し、社会科学の面白さに気付きました。その後、方法論としての実証分析に興味を持ち、計量経済学へと関心が移ります。特に(経済学徒にとっては有名すぎる書籍ですが)バナジー&デュフロ『貧乏人の経済学』、アセモグル&ロビンソン『なぜ国家は衰退するのか』の2冊に感銘を受け、経済学研究者を道を考え始めました。学部4年次には、大学院入試に向けた勉強を行いつつ、内閣府東南アジア青年の船事業に参加し、ASEAN4ヵ国(ブルネイ、カンボジア、ミャンマー、インドネシア)でホームステイを行いました。古典や名作と呼ばれる書籍を読み漁り、学生の特権を活かして安く海外に行く方法を探し求めた大学時代でした。

大学院時代(経済学研究科修士課程)

東京で過ごしました。開発経済学のゼミに所属し、ミクロ計量経済学を専攻します。修士論文は、コロンビア内戦を題材にした天然資源・農産物価格の変動と内戦発生リスクの関係についての実証分析です。統計学の知識やプログラミングのスキルを身に付けたいと思い(と周りの優秀な学生に対するコンプレックスもあり)、学内の研究機関でのリサーチアシスタントやデータ分析系のベンチャーでのインターンも行いました。その後、博士進学試験に落ち、研究者の道を断念し就職活動を始めます。計量経済学を活用して政策評価に携われるのではないかという思いから、シンクタンク業界を志望し、運よく同じ研究科の先輩に紹介していただいた今の会社に拾ってもらいました。本当にあっという間の2年間でした。

社会人(民間シンクタンク)

引き続き東京生活です。環境・エネルギー分野のシンクタンク職員として働き始めました。久しぶりに見る化学式、電気やガスってどうやって作るんだっけ、という状態からなんとか知識をキャッチアップし、民間企業、官公庁の方と様々な仕事をさせてもらいました。会社では文書の書き方、論理・構造の組み立て方等、仕事を進める上での基本を1から教わりました。就職して良かったと思います。

これからやってみたいこと

専門性を追求し続けたい領域(統計学・計量経済学)好きなもの・こと(登山、音楽、コーヒー)を掛け合わせた仕事をつくりたいと漠然と考えています。不安や恐れではなく、わくわくする気持ちをもって働ける社会に生きたいです。

ブログを始めた理由

統計学や計量経済学の学習用メモ、それから読んだ本や行った場所についての駄文も書きます。ブログを書こうと思った理由は3つあります。

1.知識の定着

いわば「知ったかぶり」をしないための戒めです。どの分野にも当てはまりますが、見聞きしたことがあるのと他人にそれを説明できるかどうかは全く別ですよね。
きちんと分かっていないことを説明しようとするとボロが出ます。自分の理解が及んでいない部分(ボロ)を見える化し、学習の深度を上げられたらよいなと思ってます。

2.整理整頓

これまで統計学や経済学を学ぶ中で、都度都度紙にメモをとっており、気付けば大量のメモが自宅の本棚に積まれておりました。これらのメモを整理して、形にして残したいなと思ったのです。特に数式はtex形式で保存すれば必要なときにリサイクルできますし。

3.仕事作り(になればいいなあ)

世の中色んな人が好きなことを仕事にされてますよね。まずは会社の仕事以外に情報発信の場所をつくってみて、何かにつながればいいなあと考えています。よろしくお願いいたします。