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【JDLA E資格2023#2】受験の振り返り【合格】

JDLAのディープラーニングE資格(エンジニア資格)の2023#2を受験したので、その準備と結果について書きます。

タイムライン

受験資格を得るための認定プログラムの合格に約6ヶ月、試験対策に約3ヶ月かかりました。認定プログラムはAVILENの全人類がわかるE資格講座を受講しました

avilen.co.jp

  • 2023年11月上旬 認定プログラムの申し込み、その後年末年始まで着手せず
  • 2023年12月末 仕事が落ち着いたのでようやく認定プログラムの動画を見始める
  • 2023年1月上旬 ようやく認定プログラムのクイズを解き始める
  • 2023月2月上旬 コーディング演習を90%終わらせる、最後のプロダクト開発演習を何やっていいか分からずしばらくやめる
  • 2023年4月上旬 プロダクト開発演習合格
  • 2023年4月下旬 認定プログラムの修了試験に合格
  • 2023年5月下旬 黒本の開始(結局4周やりました)
  • 2023年8月下旬 認定プログラムのJDLA公式例題を解く
  • 2023年8月27日 E資格受験

かかった費用(約45,000円)

認定プログラムの受講料は会社に払ってもらい、受験費と問題集は自分で払いました。参考書は黒本とゼロつくの1巻、2巻を買いました。黒本の第1版は誤植の多さで有名ですが、問題自体は第2版とほぼ同じなので、手元に一冊あると使いやすかったです。kindleだと問題と解答のページを行き来するのが面倒です。

  • E資格問題集 (黒本)第1版 1,600円(中古)
  • E資格問題集(黒本) 第2版 kindle 3,025円
  • ゼロから作るDeep Learning 3,800円
  • ゼロから作るDeep Learning②自然言語処理 3,800円
  • E資格受験費33,000円

試験準備

認定プログラムの修了と試験対策は別物と考えた方が良いかと思います。単純に最短コースで合格を目指すならなるべく難易度の容易なプログラムを受講し、さっさと受験資格を得て、試験対策をやるのが良いです。その点AVILENはコーディングの試験や修了試験がわりと厳しいプログラムなのかなと感じました。ただし、講師に質問できる環境があるなど、理解を深められる点が良かったです。

試験対策はまず黒本を解くこと。結局私は4周やりました。そして認定プログラムに含まれているJDLAの公式例題を解く。費やした時間の割合は黒本80%、公式例題20%ぐらいでした。現状の黒本は新シラバスに対応していないため、新シラバス分は別途認定プログラムなどで勉強する必要があります。しかし実際の問題を解かないことには闇雲に勉強しても仕方ない。私はとりあえず黒本(旧シラバス)をちゃんと得点源にできるよう理解を深め、試験の1週間前からJDLAの公式例題に取り組んで新シラバス用にチューニングする、という感じで準備を進めました。黒本は解説も充実しています。

認定プログラムを終えるまでが割としんどくて、黒本をやり始めてからはどんどん理解が深まる感じがして身が入りました。

試験を終えた感想

昨年11月に会社の資格補助制度に申し込み、認定プログラムを申し込んでから約10ヶ月、ようやく受験が終わりました。やっと解放された気分です。これまでに受験した他の試験(統計検定2級、準1級、G検定)よりも費やした時間ははるかに長いです。試験の難易度は統計検定準1級と同じぐらいの印象です。試験範囲はかなり広いので、全ての項目を完璧に理解(実装できるレベル)しようとすると辛くなります。どこかで試験だと割り切って、実際に使えはしなけどアルゴリズムの名前は分かる、というような割り切りをする必要は出てきてしまいます。一方で、普段仕事で使っているモデルについて改めて問題形式で問われることで理解が深まった点もあったので、受けて良かったと思っています。

受験結果

合格率は68.5%。応用数学は黒本や認定プログラムでパターンを抑えられていたのだと思います。あとの3つは初見の問題は結構間違えていたことが分かりました。