Goodな生活

経済学修士→環境コンサル→データサイエンス

必要なのは自由ではなく制約ではないか『自由からの逃走』

個人の不安を取り除くためのプロテスタンティズム 中世社会には個人的な自由はなかった。階級や地理的な移動の機会はなく、職人や百姓は一定の場所、一定の価格で生産物を売る。ギルドの構成員は排他的な経済活動を行う。社会階層との結びつきの強い社会だっ…

実験計画法(3)乱塊法

乱塊法の構造式(モデル) 乱塊法の検定精度 参考文献 乱塊法の構造式(モデル) 乱塊法では実験条件が同一であるブロック因子を、実験結果に影響を与える1つの因子だと考える。分散分析の構造式にブロック因子を足せばよい。一元配置分散分析の構造式は、 …

冗談に溢れた人生とは

最近、「冗談」という言葉がタイトルに入っている2冊の本を読んだ。1冊目は物理学者リチャード・ファインマンの自伝『ご冗談でしょう、ファインマンさん』。2冊目は元PLAYBOY編集長島地勝彦の『人生は冗談の連続である』。どちらも含蓄に富む素晴らしい本だ…

『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』

沖縄から貧困がなくならない本当の理由 (光文社新書)作者:樋口 耕太郎光文社Amazon 自尊心のなさこそが、沖縄が貧しい根本の原因であると、筆者は繰り返す。沖縄の貧困の理由を、県内の1次、2次産業比率の低さ、補助金への依存等の経済・社会構造ではなく、…

実験計画法(2)分散分析

分散分析とは 一元配置分散分析 構造式(モデル) 帰無仮説 検定統計量の算出 水準ごとの平均値の点推定 (補足)TSS = BSS + WSSの証明 二元配置分散分析 構造式(モデル) 分散分析表 帰無仮説と検定統計量 参考文献 分散分析とは 分散分析は実験計画法の1…

実験計画法(1)フィッシャーの三原則と乱塊法

実験計画法 フィッシャーの実験の3原則 3原則を満たす乱塊法のイメージ 実験計画法 実験計画法(experimental design)とは、取り上げる対称についての結果とそれに影響しそうな要因との関係を調べるため、時間・コスト等の制約を考慮しながら計画的に実験を…

6月の振り返り:練習メニューを固定化し、見直し&修正のサイクルを細かくする

早いもので6月も3分の2が過ぎました。発表会まで残り166日です。前回の振り返りから2週間経ちました。6/8-6/20の練習での気づき、良かったこと、課題を書きます。 出典:フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com) 良かった点・気づき 2日に1回以上のペースで…

マルコフ連鎖

推移確率行列 定常分布 確率推移のイメージ 極限分布 MCMC メトロポリス法 推移確率行列 確率変数がマルコフ連鎖であるとき、1期前の状態のみに依存し、それ以前の状態には依存しないことを意味する。過去のすべての履歴が直前の状態に集約される、とも言え…

ベイズ判別

条件付き確率とベイズの定理 正規分布のベイズ判別 判別関数 参考文献 条件付き確率とベイズの定理 ベイズ判別の基本的な考え方はベイズの定理に基づく。例えばある患者の発熱という症状について風邪かインフルエンザのどちらの原因で生じたかを判断したいと…

サポートベクターマシン

線形判別ではデータの平均ベクトルや分散共分散行列を用いて判別法を構成した。サポートベクターマシンはこれらの判別法とは全く異なる考え方に基づく。 サポートベクターマシン(SVM) 最適化問題の立式 サポートベクターマシン(SVM)のカーネル法 高次元…

ホテルオークラ ワインアカデミー『各国ワインの捉え方』第2回フランス

前回に続き、ワインアカデミー2回目のメモ。今回はフランスワイン。 当日のワインリスト 1本目 Krug Rose 24 Eme Edition www.krug.com 薄色の赤ワイン。果実味は抑え目。 「24Edition」は24回目の仕込みの意味。白ワインだと169Editionつまり169年も作って…

バイオリン弾きとして理想の音を言語化する

自分の出したい音はどんなものか。どのように弾きたいのか。思い浮かんだ言葉をひたすら書き出してみる。 出典:フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com) 楽器や曲を弾いているようでそれらに弾かされている。アクティブでありパッシブ 弓を弦に押し付けるの…

クラスター分析(階層型分類法の基本事項)

クラスター分析は異なる性質が混ざった多数の個体を、個体間の類似度に基づいて似たものの集まり(クラスター)を作るための手法。判別分析ではどの群に属するかがあらかじめわかっているデータに基づいて判別関数(判別方法)を構成したのに対し、クラスタ…

判別分析(2)マハラノビスの距離

フィッシャーの線形判別関数は、青(1群)と赤(2群)から観測されたデータを、変数の線形結合で表される軸上へ射影し、それぞれの群の分離度を表す群間分散と、各群内のデータのばらつき度合いを示す郡内分散の比を最大にする軸(直線)を最適な射影軸とす…

『キム・フィルビー』誰からも信用されながら誰も信用しなかった男

『KGBの男』に続き、同著者ベン・マッキンタイアーの『キム・フィルビー』を読んだ。英国MI6の一員であり、冷戦下ではMI6ワシントン支局長まで勤めたものの、長年にわたりソビエトのスパイだったことが明らかになった、キム・フィルビーのドキュメンタリーで…