昨年、つくばの産業総合研究所 地質標本館に訪れた際に気仙沼の金山で取れた金塊が一階に展示してあった。この金塊の件が「坂の上の雲」に出てくるとその場で聞いたがどうしても思い出せず、結局実家に帰って文庫本を確認すると、4巻の246ページに首相の桂太郎が気仙沼で含金率60%の金山が発見されたという話を聞き、帝国の軍備の心配をさせぬようにそれを満洲の総司令部に伝える、場面があった。標本館の方に聞いた話だと、産総研OBの徳永さんの父親が気仙沼の鉱山の工場長であり、その金の1/6だけを持っていくことができたらしい。
以下の記事でわかりやすく説明されている
business.nikkei.com