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【2022年4月-12月】鈴木バイオリン1巻の練習記録

今年の3月終わりにバイオリンと弓を購入し、練習を再開しました。昨年の結婚式まではレンタル品のバイオリンを使っており、式が終わったタイミングで返却しました。当時はどうしても弾きたい曲があったので、かなりハードルの高いと自覚しつつ曲を練習していたのですが、やはり基礎を固める必要があると思い、鈴木バイオリンの1巻に取り組むことにしました。


4月から月2回の頻度でオンラインレッスンを受け、その度に自分の癖や、楽譜の読み方、普段の練習で気を付けることのメモをとっていたので、練習曲と当時書いたメモを振り返りたいと思います。ちなみに私は教本に付属しているCDは使っておらず、手本を聞きたいときは色んな先生のYouTube動画を使いました。

1.きらきら星、2.ちょうちょ、3.こぎつね、4.むすんでひらいて

序盤はレッスン前に弾いたこともあったので順調に進みます。A線とE線の開放弦多めの曲です。
特にボーイングについて、

  • 駒と弓を並行にする(左足の方向に右手を出す)
  • 肩を上に上げて下げ、力を抜く
  • スタッカートで人差し指に力を入れて、その後力を抜く
  • pianoを弾くときは指板側(弱くなる)フォルテを弾くときは駒側(強くなる)で弾く

この辺りは今でも課題です。

5.クリスマスの歌
  • 4小節目のデクレッシェンド、あんまりアップでデクレッシェンドを弾くことは少ないが、普通に弓を上げると音が大きくなる。徐々に力を抜いていく。
6.かすみか雲か
  • 元気に弾く。全弓を使って弾いてもよい。2段目のpianoは弓を指板側に傾けて、ややかすれるように弾く。大げさでよい。
7.ロングロングアゴー

2分音符はつなげる。一回一回切らない。

8.アレグロ
  • 最初のスタッカートは全弓を使う。ダウン→ダウンのときいちいち弓を上に上げない。大げさにせずスット戻す。
  • f字孔の上で弾く。自分が思っているより手前。
  • スタッカートのとき右手首が固まっている。
9.むきゅうどう
  • 人差し指を引っかけてスタッカートを弾く。これは弓の重心付近数センチを使って細かく弾く。ただし力は入れない。弓の重さで弾く。
  • アップ、ダウンの弾く向きを変えて音の強弱の粒を揃える。アップのときスタッカートが弱くなりがち。
10.アレグレット
  • 二分音符と四分音符の違いをメリハリをつける。
  • ダウンのときに弓の位置が下がりすぎ。まず四分音符だけ弾いてみる、次に2分音符を弾く
  • まずはテヌートで練習してみて、弓幅を短くし、スタッカートにする
11.楽しい朝
  • 3小節目は後半が二分音符
  • 9小節目からのフォルテは駒よりで全弓で弾く
  • 若干右肘を下げて、重さが楽器に伝わりやすいようにする
12.習作
  • 左手のポジション、指板の上で正しい位置を押さえられるようにする

確かこの曲あたりから指板にシールを張って左指で正しい音が押さえられるように気を付けました。
最初は鉛筆で線を弾いたのですが、結局半透明の付箋を使うことにしました

13.メヌエット 第1番
  • 右肘を下げて弓の重みを出す(音が軽くなる)。E線弾くときはほぼ脇を閉じる感じでok(リラックスして気を付けのような姿勢)。G、D線弾くときには上げる
  • 弓を深くもつ。右手の中指、薬指が弓の上にのって浅く持ちすぎ。中指、薬指が黒いところにかかるようにする。
  • 左指、親指が人差し指よりも駒側にこないようにする。親指を曲げない。うずまきがわを向ける。E線、1の指を弾くときに手首の角度を変えない。
  • 小指がまるまっているので、ぴんと伸ばしたまま弾いてみる
14.メヌエット第2番
  • 1小節目は弓の重心近く、ソー(ダウンで全弓)ソソ(アップで戻す)
15.メヌエット第3番
  • 移弦のときに雑音が出るのは、左手の準備ができていないまま、右手を動かしている。右手の角度が大きすぎる。右手が右に寄っていて弦を擦ってしまっている
16.楽しき農夫
  • 弓の配分に気を付ける。ソーシレーソは全弓、ドミソミドは弓元で弾く。やっとく練習移弦の準備を速くして、弾かない。1秒ぐらい空けて弾く。次を焦って弾こうとせず、素早く準備して、準備できてから弾く。
  • 弓が指板の方に行きがち。特にサイレンサーを付けると見えないから余計に?これでもかというぐらい駒側で弾いてみる
  • 右手に力が入る、力を抜くと指板の方に流れる⇒それは適切な角度がまだわかっていないから
  • 時々8分音符が4分音符になるので注意、ちゃんと休符をとる
  • ドミソミレは弓の根本側で弾く
17.ガヴォット
  • Pizzは指板の中の方を弾く
  • 1---の記号がついているところは一つのスラーでアップ、ダウンとつなげる
  • スタッカートのときにいちいち弓が跳ねて弦から離れ気味。ちゃんと楽譜を読むことが大事。
  • ドはナチュラルのところをシャープで弾いてしまいがちなので気を付ける。D.C.で一番最初に戻り、繰り返しなしでFineまで弾く。
  • ritはリダンダントなのでゆっくり、 a tempoで元の早さに戻す。
  • 20小節目、1の指は押さえたまま、後半でスタッカートを入れる。
  • 17小節目はcantabileなので歌うように、大きく弦を使って気持ちのびのびと弾く。
  • もう少しスタッカートを意識できるとよい。人差し指で押して、ギギっと軋む音が出るくらい。スタッカートのときは弓を弦に付けたまま。
  • 2小節、4小節目は弓を大きく使えているのはよいが、ややテンポが遅れる(重たくなる)、装飾音のせいもある。装飾音なしで弾いてみる→ありの練習に移行する

以上が練習曲とレッスン時にとったメモです。特に最後のガヴォットは曲が長く難しい動きもあり、なかなかの難関でした。うまく体を使うこともそうですが、楽譜に書かれたメッセージをちゃんと理解する大事さも感じました。

次は鈴木バイオリンの2巻を進めていきます!