Goodな生活

経済学修士→環境コンサル→データサイエンス

冗談に溢れた人生とは

最近、「冗談」という言葉がタイトルに入っている2冊の本を読んだ。1冊目は物理学者リチャード・ファインマンの自伝『ご冗談でしょう、ファインマンさん』。2冊目は元PLAYBOY編集長島地勝彦の『人生は冗談の連続である』。

どちらも含蓄に富む素晴らしい本だったが、「冗談」の意味するものが若干違っていたように思う。前者のファインマンの場合、冗談は他者による評価だ。つまり本人は冗談だと思っていない。慣習や固定観念に対してフラットに接する、いわば真面目な態度が、時に面白おかしく受け止められたことを示している。後者のシマジの場合、冗談は、予想だにしない出来事が起こる人生の比喩である。長く生きていれば苦労もある、当たり前の話ではあるが、深刻になりすぎず、冗談の心づもりで軽やかに生きることが人生の要諦かもしれない。

2冊の本に共通しているには、どちらの筆者の人生も冗談に溢れている、ということだ。では冗談に溢れた人生とはどのようなものか。反対に冗談のない人生を想像すると分かりやすいかもしれない。予測可能、変哲もない、安定、日が暮れるのを黙って待つ人生。どうせなら他人の冗談で笑うよりも、自ら冗談を作り出し、笑われ、冗談を経験し尽くす人生のようがよいなと思う。