Goodな生活

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データサイエンスと弦楽器を探究する

ホテルオークラ ワインアカデミー『各国ワインの捉え方2 フランス』

前回に続き、ワインアカデミー2回目のメモ。今回はフランスワイン。

当日のワインリスト

1本目 Krug Rose 24 Eme Edition

www.krug.com

  • 薄色の赤ワイン。果実味は抑え目。
  • 「24Edition」は24回目の仕込みの意味。白ワインだと169Editionつまり169年も作っている。
  • ブレンドなのでヴィンテージはなし。
  • 一人のみ需要があるためハーフボトルも販売。
  • ほんのりとベリーの香りがする。若干のタンニン。時間を置くと酸は弱まったように感じられ、歯に着く感じはしない。
  • マドンナがTwitterにてファンからの「what is your guilty pleasure?」と言う質問に対してこのシャンパンとフライドポテトだと答えたことで有名。

2本目 Pouilly Fume Baron de L 2017

item.rakuten.co.jp

  • 生産者名はLadoucette(ラドュセット)、昔の貴族。バロンは男爵の意。
  • なかなか言葉にするのが難しい香り。アジア、エキゾチックな感じもした。割とスムースに飲める1本目と比べ、口の中で軋み、水分を奪われる感じがする。

3本目 Chassagne Montrachet 1er cru La Maltroie 2015

www.vinica.me

  • 2本目をさらに重たくした感じ。苦みもあり落ち着く。後から辛さが出てくる

4本目 Morey-Saint-Denis 1er cru Clos de la Bussiere 2010

www.vivino.com

  • 熟成した赤ワイン。茶色がかかった少しくすんだ色。
  • 癖がなくまろやかで飲みやすい。

5本目 Chateau d'Ampuis 2014

www.wine.com

  • Syrahで造ったワイン。
  • No.4より若いが飲みやすい。

料理

  • 1皿目 鯛刺し

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  • 2皿目 国産牛ヒレ肉のソテー ソース・ヴァン・ルージュ サマートリュフ添え

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メモ

  • フランスワインは北緯50度近くで造られる。日本の北海道より北の寒い地域。
  • イタリアワインは地域を重視したがフランスワインは品種も重要。主要な白ブドウ、黒ブドウ品種は飲んだら覚える。
フランスのワイン法
  • フランスのワイン法では大きく3区分される。AOP/AOC、IGP/Vin de Pays、Vin de France/Vin de TableAOPは1935年に開始された制度。origin(原産地)をprotect/contorol(保護する・コントロールする)する呼称(Apellation)の意。日本に輸入されるワインはだいたいこれ。チーズや牛肉にも適用される。日本は山梨ワインや伊勢エビ等がGI(地理的表示保護制度)制度の対象。Vin de Paysは幅広い範囲(日本でいう東北地方等)の地酒は何か、を示すもの。Vin de Tableは文字通りテーブルワイン。フランス人にとってなじみのある日常酒、料理酒。
  • ブドウ畑には区分所有と単独所有(Monopole)がある。例えばVosne Romanee 村の場合、Romanee ContiやRomanee St.Vivant はMonopole。Romanee Contiの場合、Apellation Romanee Conti Controlとなる。畑名だけでAOCを名乗れる。ブルゴーニュ地方が一番AOCを活用している。
  • 格付けには、特級ワイン(Gran Cru、1級は1er Cru(プルミエクリュ)、そして普通のワイン。
シャンパーニュ地方
  • 昔は酸が多く美味しくなかった。しかし教会が多かったため美味しくなくてもワイン造りは行われた。それがスパーリングワインにすると美味しくなった。
  • (昔の炭酸ガスの入れ方)酵母は活動中にCO2を出す。寒いと活動停止。熱いと熱でだめになったりする。一回発酵を停めたのに春になると再開したりもする。ワインを樽に入れていたら発酵して泡が入っていたことも。意外と美味しい。
  • (現在の炭酸ガスの入れ方)酵母と糖を後から白ワインに入れる。タンクに蓋をする。発酵し、泡ができる。糖はアルコールと炭酸ガスになる。2回発酵(ダブルファーメーション)のシャンパーニュ方式。
  • シャンパーニュ地方はヴィンテージをブレンドする習慣があった。ブドウが取れない年もあるので基本はヴィンテージを書いていない。ヴィンテージの入ったドンペリは特別。
ボルドー地方
  • ロワールは海の幸。生ガキとミュスカデ(ブドウ品種)の組み合わせが有名。白赤スパーリングなんでもできる。
  • 1935年のAOC制度開始前から既にブランド確立。港町であり、街の周辺部に金持ちの別荘が並んでいた。1700年代にはすでに「シャトー○○が有名」等の評価が確立していた。1855年のパリ万博の際、海外からの来客にワインを紹介できるようポスターを作成した。1000近くあったシャトーのうちトップ60を厳選し、その中で5段階の評価を作成した。
Mouton-Rothschildのワインラベル