Goodな生活

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ホテルオークラ ワインアカデミー『各国ワインの捉え方1 イタリア』

ホテルオークラ主催のワインアカデミーのメモ。

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イタリアワインの捉え方

  • ピエモンテ州トスカーナ州が2大産地。
  • 北部の山麓(アルプス)は涼しい気候。白ブドウは酸味がしっかり付き、すっきり爽やかな味となる。黒ブドウは色素が濃くならず、渋み・酸味が強くなる。一方暑い地域だと酸味が少なく、果実味・甘味が強いブドウになる。アルコール度数が高く、重たいワインになる。
  • 山麓地方の南部のパダナ(平野)のワインはそんなに良くない。最初は無視してOK。
  • アドリア海側はあまり高級ワインは作れない。ティレニア海(観光地として有名な方、ジェノヴァ、ロピサ、フィレンツェ、ローマ、ナポリアマルフィ)の方が良いワイン。3方を海に囲まれたイタリア、ギリシア人にエノトリアテルス(ワインの大地)と呼ばれる。

ワインのリスト

1本目 Franciacorta Bagnadore Riserva Dosaggio Zero

https://www.tannico.it/franciacorta-dosaggio-zero-riserva-docg-bagnadore-2012-barone-pizzini.html

・Dosaggio Zero(ドザージュゼロ)は添加物ゼロの意味。シャンパーニュの製造時には仕上げにリキュールを添加することが多い。これがBRUT。
・フランチャコルタ(地名)はイタリア版シャンパーニュ。製法は同じ。フランチャコルタ協会が売り込みをかけているが、
なかなか普及しない。高級イタリアンだとシャンパーニュを使うため。日比谷の阪急メンズ館3階にフランチャコルタバーがある。
・高級ワインは香りが複雑。ナッツ、コーヒーのような。複雑みのあるブドウを育てるには温かい気候ではなく、涼しい気候が必要。少し育つのに苦労する場所だとゆっくり成熟する。

2本目 Gavi

https://www.vino-tastevin.co.jp/shopdetail/000000001822/

・辛口。ミネラル感が強い(口が乾くドライな感じ)。単品で飲むより食事と合わせる。油と合う。
・イタリアワインはラベルに品種は載っていない。場所で選ぶ。ヨーロッパではブドウは嗜好品ではなく生活必需品。安いワインは水よりも安いこともある。
・発酵させると1年かけて飲める。ローマの水道が水不足のとき、ブドウは土中の水を吸い上げる井戸のような役割を果たす。
・特に南イタリアではピンクの壁が目立つ。かつて水不足のとき、セメントに赤ワインを混ぜたもの。白ワインを混ぜるとクリーム色になる。

3本目 Montepuliciano d'Abruzzo Colline Teramane

https://www.diemmevini.com/Montepulciano-d'Abruzzo-Colline-Teramane-Docg-2015-Fantini-Farnese

・よりブドウに近い。渋みの強い。
・テラマーネ(テラーモ)の丘、DOCGに認めてほしいと主張、コッリーネ(伊語で小さい丘)・テラマーネという独自のDOCGを与えられる。

4本目 Barbaresco

https://www.vino-tastevin.co.jp/shopdetail/004002000019/

ピエモンテ州
・イタリア語でJはIの意味(イルンゴ)GAJAはGAIAと呼ぶ。
・見た目がオレンジがかっている。3本目と比べると一目瞭然。
・カシス、ベリー系の香りに近い。葉巻のような乾いた香り。ヨードのような香り。
・ガブガブ飲むものではない。暗い部屋でしっぽり飲む。奥行きのある
・一番強烈だった。シンナー、ベンゼンのような化学物質のような香り。

5本目 Amarone Della Valpolicella Classico Calcarole

https://www.vivino.com/AU/en/guerrieri-rizzardi-calcarole-amarone-della-valpolicella-classico/w/79875?year=2011

・こちらも若干色味がくすんでいる。甘味もある。
・Amaroneは辛口に仕立てた陰干し、Valpolicella は甘くないの意味。
・Passito(パッシート:ブドウを陰干しにして糖度を高める。長持ちさせるレーズンに近づける。)= Recioto(レチョート)
・Valpolicellaを名乗る生産者がたくさん出てきた。古くから作っている人をValpolicella Classicoと区別。

6本目 Solaia

https://item.rakuten.co.jp/enoteca/0445206303b6/?iasid=07rpp_10095___eb-kol4hg0o-aj-04ceabbe-c104-4144-9ca8-8a0e37f41ae1

・スーパータスカン(スーパートスカーナ
・IGT(イタリアのワイン法ではDOCG、DOCよりも下のランク)
キャンティエリアの大地主のアンティノリ(Antinori)が空いた土地にボルドー品種を植えてみた。IGTよりもDOCGよりも高い評価を受ける逆転現象が起きた。

料理

  • 鯛と野菜の炒めもの
  • ハーブでマリネしたオークラ牛のグリル ハーブサラダ添え

1皿目は中華。油と2本目のワインのドライな感じがよく合う。
2皿目はハーブの香りがとても豊か。4本目の癖のつよい香りとよく合う。

チーズ

  • Cremeux de Bufflone(水牛のチーズ)
  • Talaggio

感想

一口目のワインは酸味が強く感じる。しばらく時間が経ってから再度飲むとより比較できる。パパっと飲み食いしないと時間が足りない。2時間で6本のワインと料理2皿とチーズを頂き、説明をメモするのは割と忙しい。3本目と6本目の違いがよく分からなかった。4,5本目とハーブの効いた牛肉の相性がとてもよかった。