Goodな生活

Goodな生活

データサイエンスと弦楽器を探究する

これまでの失敗と再開のきっかけ

今月初めに、バイオリンの練習を始めました。5年ほど前に一度挑戦したことがあるものの、挫折しました。当時の失敗と再開のきっかけについて書きます。

f:id:good_na_life:20210511172819j:plain
出典:フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)

ニューシネマパラダイスのテーマ曲

バイオリンを練習する理由は、ニューシネマパラダイスという映画のテーマ曲を弾きたいと思ったからです。この曲は先日他界したエンニオ・モリコーネの代表作の一つです。YouTubeでも聞けますね。

大学生のときにこの映画を観て、内容はもちろん、このテーマ曲に非常に魅了されました。何とかして自分のものにしたい。もっと欲を言えばタイムマシンで映画が公開される前にさかのぼり、何なら自分が作ったことにしてしまいたい、とも。ピアノやギターのカバーも素敵です。しかしこのテーマ曲の主旋律を表現するには、独立した音符ではなく、柔らかでファジーな音色が必要だと思ったのです。ピアノやギターの一音は、特定の音域にとどまる離散的なものに対して、バイオリンはフレットがないので連続的ですよね。映画を観終わった後、そうだ自分はバイオリンを練習するのだ、と思い立ったのです。今思うと別にバイオリンである必然性もないのですが、弦楽器に特段詳しい訳でもなく、とりあえず柔らかでファジーな音と言えばバイオリンしか思いつかなかったんですね。

これまでの失敗

その後何年か経ち、大学院時代にバイオリンを始めます。何かの拍子にふとバイオリンのことを思い出したのでしょう。当時は本当に浅はかで、誰にも相談せず、Amazonで一番安い8,000円ぐらいのバイオリンセット(本体、弓、松ヤニ、ケース)を買いました。肩当はその存在を知らず、後から800円くらいのものを買いました。新しい趣味を始める際の初期投資としてはお安いですよね。

www.amazon.co.jp

www.amazon.co.jp

念願のバイオリンを手に入れたは良いものの、構え方も弓の持ち方も何も分かりません。周りにバイオリンやってる知り合いもいませんでした。そこでヤマハの大人の音楽教室に連絡して、初心者コースに申し込みました。確か隔週1時間のレッスンで月謝1万円ぐらいだった気がします。2,000円くらいの篠崎バイオリンの教本も買いました。

school.jp.yamaha.com

最初はすごく楽しかったです。バイオリンケースを背負って、ママチャリを30分ほど漕ぎ、教室に向かいました。ところが何回か通ううちに、レッスンに行くのが億劫になってしまいました。億劫になった理由は①教室が遠い、②自分のスケジュールとレッスン予約可能日時が合わない、③自主練習のための適当な場所がないことです。当たり前なんですが遅刻するとその分レッスン時間が減ります。また一回レッスンを延期すると、前回のレッスン内容を忘れてしまい、もう一度最初からやり直し。毎回同じことを先生に言われるのも嫌な気持ちになってしまいます。なんとなくバイオリンを弾く楽しさよりも、払ったお金分の対価を受けたいというケチな思いや、時間を守らなければいけないという義務感が大きくなってしまいました。


まとまった時間で練習しよう意気込み、一度実家にバイオリンを持って帰ったのですが、たまたまその時、チューニング中に弦が切れてしまいました。ギターなら弦ぐらい自分で張り替えるのですが、バイオリンは勝手が分かりません。仕方なく近くの楽器店にバイオリンを持っていき、弦の張り替えをお願いしたところ、断られてしまいました。店員さん曰く、あまりにもバイオリンの作りが適当なので、張り替え(チューニング)の途中で本体が壊れてしまう可能性があるとのことでした。Amazonで見つけたバイオリンは、実はかなり劣悪な代物だったのです。ちゃんとお金を出さないとまともなバイオリンは買えないと悟りました。ここで一度気持ちが切れてしまいました。当時は奨学金とバイト代で生計を立てる身、身の程に合わない趣味はやめようと楽器店を後にし、そのままヤマハも退会しました。確か半年も続けなかったように思います。

再開のきっかけ

ヤマハを退会した後もしばらく、Amazonの8,000円バイオリンはしばらく家にありました。ようやく今年、リサイクルショップに売りました。結局ヤマハを辞めてから一度も触ってないと思います。

そして先月のある日、行きつけのコーヒースタンドで、偶然にも趣味でバイオリンを弾かれる方とお話しました。その方にバイオリンを弾けるようになりたいとお話したところ、練習するなら教えてあげると言っていただいたのです!月謝なしで!(笑)。まさかこんな出会いがあるとは。人生は面白いですね。その方は幼少期にバイオリンを習われていて、最近アンサンブルをやりたいと思い、一緒に楽器を演奏する仲間を探していたそうです。即決です。どこかで諦めきれない気持ちがあったのでしょう。バイオリンを再開することを決めました。ニューシネマパラダイスへの情熱を思い出しました。一度挫折したことに再度挑戦できるのは素晴らしいことです。たかが趣味です。何も失うものはありません。こうして再びバイオリンを始めることになりました。

次の記事ではバイオリンの選び方、練習曲、練習場所等について書こうと思います。読んでいただいてありがとうございました。

参考

ニュー・シネマ・パラダイス (字幕版)

ニュー・シネマ・パラダイス (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video