Goodな生活

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環境エネルギー分野のシンクタンク職員です。統計学や計量経済学の学習メモ、読んだ本や映画、たまに登山や音楽の話。

【ドイツ3,4日目】スキー@オーストリア・キッツビュール

年末年始にドイツ・ミュンヘン在勤の友人を訪問。せっかくなのでスキーでも行こうと出掛けたのがオーストリア・キッツビュール。1月2日(木)~3日(金)に現地で一泊のスキー旅行を決行。

目次

どんなところ

キッツビュール(Kitzbuel)はオーストリアチロル州・キッツビュール郡の郡庁所在地。アルペンスキーのワールドカップも開催されている、簡単に言うとオーストリアのウィンタースポーツのメッカらしい。

ミュンヘンから120km程、友人運転のミニクーパーでスキー場へ。山の麓の駐車場に車を停め、10分程ゴンドラに乗ると、標高1670m。雪の積もった山脈が連なる絶景が広がる。

ハーネンカム(Hahnenkam)行きの6人乗りゴンドラ。名選手へのリスペクトを込めて名前と国旗が印字されている

ゴンドラ降りてすぐの展望台

とにかく面積が広いのがこのスキー場の特徴。総滑走距離170kmだとピンと来ないが、リフト64基と聞くと規模の違いを感じる。単純比較はできないが、国内有数の滑走面積を誇る長野県の白馬八方尾根スキー場でさえ最長滑走距離は8km。到底1日、2日では周れない大きさ。

場内マップ。これがないと迷う

スキー場の周辺には、宿泊施設、飲食店、ブティック等、伝統的な建物が立ち並ぶ。

日本で言うところの軽井沢?

夜は伝統的な街並みが電飾で彩られ、また空気が澄んでいるせいか星が綺麗。近くのレストランで地元料理を食べ、8人相部屋のゲストハウスに一泊。

テーマパークの世界

ドイツのカツレツ、シュニッツェル。ベリー系のジャムを付けて食べる

木製スキーやリフトの廃材を活かしたおしゃれな内装

アクセス

ドイツからは自家用車(高速+一般道路)、シャトルバス、電車でのアクセス可。無料駐車場(580台分)もあったが、到着時にはすでに満車であったため、やむなく有料の地下駐車場に停車。

リフト券・レンタル

リフト券は回数券はなく1日・半日パスの形で販売。開始時間が早いほど高くなる。初日は12時スタートの午後券45€(約5,600円)、2日目は10時スタートの一日券58€(約7,200円)を購入。夏季は登山客用だろうか、割引価格で運行されている。

レンタル料はスキー、ブーツ、ヘルメット合わせて2日間で10,500円。こちらもリフト券売り場近くに受付あり。オンラインで事前申し込みを行うと当日の手続きがスムース。スキーは前方が丸いカービングタイプ。板もブーツも新しく物は良さげ。


スキーレッスン

レッスン料金は2時間で12,000円。講師はチェコプラハ出身の大学生ヤコブ君。現在英国の大学に在学し、2年次のギャップイヤーでスキーバイト中とのこと。

ほとんど傾斜のない緩いコースを使い、友人と二人、ターンの基礎を教わる。レッスン最後には動画を撮ってもらいフォームを確認。

私が指摘されたのは2点。
●(方向を変えるとき)斜面に対して後ろの足をlift upせずslide。
●(同じく方向を変えるとき)スキー板同士をクロスさせない(コントロールできなくなる)。

レッスン受けたとこ

滑った感想

コースは難易度別に、ブルー、レッド、ブラックの3種類。ブルーはbeginner向けだが所々急な傾斜やコブがあり、日本のスキー場の初心者コースを想定して滑ると悲惨な結果を招きかねない。加えて日の入りが早く最終登りリフトが16時で終わる。夕方までダラダラ頂上付近にいると麓に帰るころには薄暗くなり、不安に駆られる。

晴れていると場内のいたるところで絶景を望め、この景色でリフト代の元を取れる(でも曇りだとガスが充満して辺りは真っ白)。
中には写真撮影に興じるお年寄りや、ベビーカーを引いて散歩するお母さんもいた。山小屋でビールも飲める。

キットカットみたい


客の大半はスキーヤー。ボーダーは3~40人に1人程度。日本の若者間の人気度はむしろ前者が上な気もするが、ヤコブ君曰く「ボードよりスキーの方がファッショナブル」。近年ボードの世界大会では日本人の入賞が相次いでいるが、ヨーロッパ人が本気でボードを始めると太刀打ちできないのかも。

Steinbrrgkogel付近。標高2972m

スキーとボードの難易度の違いについては、彼曰く「ボードの方が初心者にとって始めやすいが上達が難しい」、「スキーは始めるハードルは高いが上達する」という感想。これはどちらも素人の僕も同感。

正月休みなのか子供もたくさん滑っていたが、まあみんな上手い。転んでいる子がいない。ぶつかってる子もいない。みんな原付のような速度で滑っていく。基礎ができているのだろう。

その他

面白かったのはスキー用語の日英違い。日本語ではボーゲンを「ハの字」など言うが、英語では「snow plough(除雪機)」。圧力(体重)をかけて雪を外側で押し出す動作を直観的にイメージできる。

色々とトラブルはあったものの、海外でスキーをするという一つの夢が叶って良かった。
オーストリアは夏に登山に行きたい。あと北欧でもスキーしたい。