Goodな生活

経済学→環境コンサル→データサイエンティスト

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

実験計画法(2)分散分析

分散分析とは 一元配置分散分析 構造式(モデル) 帰無仮説 検定統計量の算出 水準ごとの平均値の点推定 (補足)TSS = BSS + WSSの証明 二元配置分散分析 構造式(モデル) 分散分析表 帰無仮説と検定統計量 参考文献 分散分析とは 分散分析は実験計画法の1…

実験計画法(1)フィッシャーの三原則と乱塊法

実験計画法 フィッシャーの実験の3原則 3原則を満たす乱塊法のイメージ 実験計画法 実験計画法(experimental design)とは、取り上げる対称についての結果とそれに影響しそうな要因との関係を調べるため、時間・コスト等の制約を考慮しながら計画的に実験を…

マルコフ連鎖

推移確率行列 定常分布 確率推移のイメージ 極限分布 MCMC メトロポリス法 推移確率行列 確率変数がマルコフ連鎖であるとき、1期前の状態のみに依存し、それ以前の状態には依存しないことを意味する。過去のすべての履歴が直前の状態に集約される、とも言え…

ベイズ判別

条件付き確率とベイズの定理 正規分布のベイズ判別 判別関数 参考文献 条件付き確率とベイズの定理 ベイズ判別の基本的な考え方はベイズの定理に基づく。例えばある患者の発熱という症状について風邪かインフルエンザのどちらの原因で生じたかを判断したいと…

サポートベクターマシン

線形判別ではデータの平均ベクトルや分散共分散行列を用いて判別法を構成した。サポートベクターマシンはこれらの判別法とは全く異なる考え方に基づく。 サポートベクターマシン(SVM) 最適化問題の立式 サポートベクターマシン(SVM)のカーネル法 高次元…

クラスター分析(階層型分類法の基本事項)

クラスター分析は異なる性質が混ざった多数の個体を、個体間の類似度に基づいて似たものの集まり(クラスター)を作るための手法。判別分析ではどの群に属するかがあらかじめわかっているデータに基づいて判別関数(判別方法)を構成したのに対し、クラスタ…

判別分析(2)マハラノビスの距離

フィッシャーの線形判別関数は、青(1群)と赤(2群)から観測されたデータを、変数の線形結合で表される軸上へ射影し、それぞれの群の分離度を表す群間分散と、各群内のデータのばらつき度合いを示す郡内分散の比を最大にする軸(直線)を最適な射影軸とす…

判別分析(1)線形判別関数

線形判別分析 判別分析の目的は量的なデータを元に質的な結果を予想すること。例えば身長や体重、血圧といった量的なデータを元に、その人が健康か不健康かを判断する。線形判別とはデータを直線で分け、データが直線の左右どちらにあるかを判別する。図1は2…

【統計検定準1級】因子分析の直感的理解

主成分分析と因子分析の違い 1因子モデル 1因子モデルの図示 因子についての仮定条件 連立方程式を解く 2因子モデル 2因子モデルの図示 因子についての仮定条件 共通性 独自性 因子の回転 参考文献 主成分分析と因子分析の違い 主成分分析と同様、因子分析も…