Goodな生活

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2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【統計検定1級・過去問】統計数理(2019年11月 問5)

[1]ラプラス分布の期待値と分散 期待値は、と変数変換を行うと、と表すことができる。(2)では、および奇関数の性質(原点で対称であるため定積分はゼロ)を用いている。分散は、 [2]事後確率密度関数 ここで、 を(7)に代入すると、はの分散を表す。 [3]事後…

【統計検定1級・過去問】統計数理(2019年11月 問4)

[1]検定のサイズ(α)の導出 サイズ(第1種の過誤確率:)とは、帰無仮説()が正しいにもかかわらず帰無仮説()を棄却してしまう確率。棄却域をとすると、と表すことができる。したがって、帰無仮説()の条件下において、の範囲で密度関数を積分すればよ…

2月の五十鈴川で水行(みそぎ)をした

みがく講習会 講習会の内容 参加の感想~水行を終えて みがく講習会 2月13日(土)〜2月14日(日)に修養団(SYD)伊勢青少年センター主催のみがく特別講習会に参加した。昨年にSYD主催のファミリーキャンプにリーダーとして参加させていただき、そのご縁で今…

【統計検定1級・過去問】統計数理(2019年11月 問3)

[1]十分統計量の証明 [3]よりの密度関数はを含まないため、 はに対する十分統計量である。 [2]確率密度関数の導出 として、の累積密度関数は、(1)の両辺をで微分すると、したがって、の確率密度関数は、の範囲で。 [3]条件付き同時密度関数 同時密度関数の定…

【統計検定1級・過去問】統計数理(2019年11月 問2)

[1] 確率変数の和の期待値 は独立なので、それぞれの平均を求めればよい。 部分積分を使うと、変数変換すると、ガンマ関数を使うことができる。も同じ期待値なので、 参考:指数関数とガンマ関数の性質 指数分布に従う確率変数のべき乗の期待値はガンマ関数…

【統計検定1級・過去問】統計数理(2019年11月 問1)

[1] モーメント母関数による期待値と分散 [2]モーメント母関数による期待値と分散(二項分布) 別解:二項分布の再生性 [3] チェビシェフの不等式(離散型確率変数の場合) [4] 確率密度関数の最小値 別解:密度関数の対数微分 参考文献 [1] モーメント母関…

ESG取組は財務パフォーマンスを高めるのか(2)CDPにおける情報開示

ESG取組の評価基準の一つであるCDPと株価の関係についての実証研究を紹介します。 ESG評価とCDP CDPでの情報開示は株価を高めるか Kim and Lyon(2011) 全米製造業協会委託調査(2018) 企業価値をどう考えるか 参考文献 ESG評価とCDP CDPとは、ロンドンに…